地元のソフト

  今まで食べた中で最も量が多かったソフトについて書き記していく。

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  このソフトは地元の道の駅で売られているもので、見ての通りかなり量が多い。味は濃厚だった(味覚もポンコツなため、どのソフトの感想も濃厚、に収まる。)

  丁度これを初めて食べたのは、滅多に体調を崩さないのが唯一の取り柄である私がとても具合が悪かったときで、朝からグッタリしていた日だった。どういった経緯で道の駅に行くことになったのかは忘れたが、気がついたら財布から野口英世が1枚消え(お値段が張る。なんせボリューミーだから。)無心で食べていた。

  ソフトクリームは不思議だ。体が不調で食欲が無くても、目の前に売られていれば躊躇うことなく、まるでそれが使命であるかのように買い貪ってしまう魅力がある。この大きさなのでゆっくり食べていたらあっという間に溶けてしまうため、体が不調なことを忘れ私はただひたすらに食べ続けた。10分もせず食べ終わり、「なんだか体の調子がいいな…」とソフトクリームに治癒効果があることを発見し、感動したのも束の間、帰宅後に寝込むことになった。

  いくら好きな物と言えども、時と場合と量を考慮しなければならないことを22歳になって痛感した日であった。