あの青春の.12

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 先日、友人の母親からお菓子を頂いたのだが非常に包装が可愛かった。1つずつ、大事に食べていくつもりである。

 一昨日、私はまた台所に立っていた。そう、料理をするために。今回は油揚げの中に卵を入れて爪楊枝で閉じ、フライパンで焼き目をつけ最後に醤油と砂糖と水で煮詰める、という料理に挑戦した。焼き目をつけた後に醤油と味噌(砂糖がなかったから代用。)を混ぜたタレを投入したのだが、もんのすごい勢いでタレが爆ぜて蒸発した。尋常じゃないくらい爆ぜたせいで、あっという間にIHの周りが茶色に染まったのに加え、私は指を火傷した。

 蒸発してしまったので煮詰めることすらできなかった。おまけに蒸気で眼鏡が曇って視界が奪われ、ようやく視界が晴れたと思ったら、フライパンの上には発がん性物質のようなものが出来上がっていた。

「考案者やべえ奴じゃん」と思いながらレシピを読み返したら、水を入れ忘れていたのが判明した。やべえ奴は私の方だった。

 そして今日、再び台所に立ち今度はササミを茹でることに挑戦した。またササミ!?と突っ込まれそうだが、今回は一味違う。友人から液塩麹にササミを漬けて調理すると美味くなるとの話を聞いたので、昨日の夜から仕込んでいたのだ。

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 大成功である。非常に美味しく出来上がった。もっとしょっぱいイメージがあったのだが、とても優しい甘みがあった。また作る予定である。友人には感謝しかない。

 

さて、今回は二つ程。

「10/10 今日、杏にん豆ふを姉と食べてました。姉が腹が立つようなことを言ってきたので、一発腹を殴ったら、あんにんどうふ…吐きやがった……

なにこの姉妹。

 当時私達姉妹は杏仁豆腐にハマっていた。スーパーで売られている安いやつだったのだが非常に美味しくて、今でもスーパーで見かける度によく食べていたことを思い出す。

 そんなことよりも、だ。実の姉の腹部を殴るとは何事か。凶暴すぎる。不良の道に片足を踏み入れてるようなものである。自分がしたこととは思えないし信じたくないが、腹を殴ったのは覚えているし、姉の口から杏仁豆腐が出てきたのも覚えている。どういった経緯でそうなったかは覚えてないが、じゃれ合うつもりで軽く小突くつもりが、うっかりみぞおちにでも入ってしまったのだろう(そうだと信じたい。)

いずれにせよ、弁解の余地はない。姉と、姉の口から出された杏仁豆腐には申し訳なさしかない。

 

「10/12 今日は、テストの日でしたぁ〜〜〜。メッチャつかれましTA。でも、ホッ…としましTA。NANKA、メチャクチャ、スカッとしました。晩ごはんは、スパゲッティーでしたらこ。ふつうでしたんたんメン。明日もいいことがありますようかどー。

 これを書いたのが自分だとは到底信じたくない。非常に情けないやら腹が立つやら、しかも最後の「ようかどー」の部分が無理矢理なのも意味が分からない。もっと他にあっただろ。

 テストで疲れたとは書いているが、疲れたからといって何を書いてもいい訳ではない。怒られなかったのが奇跡である。

 たかがテストの疲労で頭のネジ2.3本抜け落ちているようじゃこの先やっていけんぞ!!!と、昔の自分に言いたいところだが、正直、元から頭のネジは抜けているのでテスト云々は関係ない。今回の日記は、たまたまそれがモロに表出しただけの話である。

 ネジを埋めるためにも、私は明日も明後日も、台所に立ち続ける。